ナノスケールの微小な構造体では、転位の発生や局所的な構造・ 結合の組み換え等、原子スケールの不安定現象が致命的となる。 本研究では、この原子構造体の不安定現象に対するアプローチの方法論 について議論するとともに、様々な物理特性(強誘電性・磁性など)が 緊密に連動する現象(マルチフィジックス)への発展について議論する。