ハミルトニアンが運動量のみに依存する項と位置のみに依存する項との 和に分離されているときには、陽的なシンプレクティックインテグレータを 構成できることはよく知られている。 運動量と位置が和に分離できない項が表れるハミルトニアンに対しても、 場合によっては陽的インテグレータを構成できることがあるので、 その方法を紹介する。