これは、3.4-RELEASE 向けドキュメントです。
xdvi でプレビューしようとするとフォントがなくて 表示できないことがあります。 これを修正します。
port (japanese/vfxdvi600) や package (ja-vfxdvi600-17) で 一発インストールです。 600 は解像度(dpi)を表していますので、 プリンターの解像度に合わせておきます。
xdvi は フォントがないときは、PK フォントを作ろうとします。 そのときに、/usr/local/bin/MakeTeXPK というスクリプトを 使おうとしますが、このスクリプトが存在しません。 代わりに、/usr/local/bin/MakePK というスクリプトがありますので、 リンクしておきます。
# ln -s /usr/local/bin/MakePK /usr/local/bin/MakeTeXPK
このままでは、/usr/local/lib/texmf/fonts/gen/pk という場所に フォントを作ろうとするので、フォントの在処に変えておきます。 また、gftopk のオプションにも不具合があるようですので 直しておきます。
# chmod +w /usr/local/bin/MakePK
/usr/local/bin/MakePK
DEFDESTDIR=/usr/local/lib/texmf/fonts/gen/pk
→ DEFDESTDIR=/usr/local/lib/fonts/pk600
gftopk -v ./$GFNAME ./$PKNAME
→ gftopk ./$GFNAME ./$PKNAME
以上の変更を施すための パッチファイル (MakePK.patch) です。
# chmod -w /usr/local/bin/MakePK
これでこのスクリプトは /usr/local/lib/fonts/pk600 に 作ったフォントをインストールしようとします。 そこで、/usr/local/lib/fonts/pk600 を(一時的に) 書き込み可能にしておきます。
# chmod 777 /usr/local/lib/fonts/pk600
これで、xdvi を起動すれば必要な PK フォントが作られ、 プレビューできるようになります。 できたら、/usr/local/lib/fonts/pk600 のパーミッションを 元に戻しておきます。
# chmod 755 /usr/local/lib/fonts/pk600
一度フォントができたら後はフォントを作る必要がないので、 以上の手続きは必要ありません。