sendmail を qmail へ置き換える

詳しくは、 付属ドキュメントの日本語訳 を御覧下さい。


sendmail をシステムから削る

1. ブート時の起動を止める

/etc/rc.conf に次の1行を加えます。
/etc/rc.conf
sendmail_enable="NO"

FreeBSD 4.x-RELEASE から、"NO" では完全に止まらず、 "NONE" にしなければならなくなりました。
/etc/rc.conf
sendmail_enable="NONE"

2. 今走っている sendmail を止める

# kill -STOP (sendmail deamon's pis)

子プロセスが走っているときは、
# kill -CONT
# kill -STOP (sendmail deamon's pis)
-CONT と -STOP の間はしばらく待ち、必要なら繰り返します。

3. sendmail のキューをフラッシュする

# /usr/sbin/sendmail -q
しばらく待って、必要ならキューがなくなるまで続けます。

4. sendmail の属性を変え、移動する

ローカルユーザが sendmail のセキュリティーホールを 利用して悪さをしないように、sendmail コマンドの属性を 変えておきます。
# chmod 0 /usr/sbin/sendmail
# mv /usr/sbin/sendmail /usr/sbin/sendmail.bak

binmail を削る

ローカル配送に binmail を使うように設定した場合は、 ここの項目はやってはいけません。

1. /usr/libexec/mail.local の属性を変える

% ls -l /usr/libexec/mail.local
-r-xr-xr-x 1 root wheel 15040 Dec 29 06:31 /usr/libexec/mail.local
% su
Password:
# chmod 0 /usr/libexec/mail.local

2. /etc/inetd.conf

comsat の行をコメントアウトします。
/etc/inetd.conf
#comsat dgram udp wait root /usr/libexec/comsat comsat

inetd.conf に -HUP を送ります。
# kill -HUP `cat /var/run/inetd.pid`

qmail の "sendmail" wrapper

qmail の "sendmsil" wrapper を MUA (Message User Agent) から 使えるようにします。
# ln -s /var/qmail/bin/sendmail /usr/lib/sendmail
# ln -s /var/qmail/bin/sendmail /usr/sbin/sendmail

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Apr. 1, 2000