Bootable な CD-ROM がない場合、もしくは PAO3 ブートフロッピーから インストールする場合は、起動ディスクが必要になります。
FreeBSD の起動ディスクは、2.2.x-RELEASE までは1枚でしたが、 3.x-RELEASE からカーネル(kern.flp)とインストーラ(mfsroot.flp)の 2枚になりました。
用意するもの
GENERIC用、または PAO 用の kern.flp と mfsroot.flp を とって来たら、次のようにしてフロッピーディスクを作成します。
- UNIX で作る場合
まずフロッピーディスクをフォーマットします。それから、イメージを書き込みます。
% fdformat -f 1440 /dev/fd0.1440 /dev/fd0 は FreeBSD でフロッピーディクスドライブを 表すデバイススペシャルファイル名です。
% dd if=kern.flp of=/dev/fd0 bs=32k
% dd if=mfsroot.flp of=/dev/fd0 bs=32k
- DOS で作る場合
REWRITE.EXE というコマンドを使って作ります。 REWRITE.EXE と kern.flp, mfsroot.flp は 今いるディレクトリにあるとします。
> REWRITE.EXE KERN.FLP
> REWRITE.EXE MFSROOT.FLP
由緒正しい(?) Adaptec Slim SCSI APA-1460 シリーズ (デバイス名:aic0)は
3.3-RELEASE 用 PAO3 ではサポートされていません。 悲しい。
しかし、 3.4-RELEASE 用 PAO3 で再びサポートされました。 嬉しい。