qmail の ログを解析するツールです。

インストール

ports では、/usr/ports/mail/qmailanalog にあります。

手動でインストールする場合は、ソースを持って来てコンパイルします。 [2003/10/07]現在、最新版はqmailanalog-0.70.tar.gzです。

% fetch http://www.emaillab.org/djb/qmailanalog/qmailanalog-0.70.tar.gz % tar zxvf qmailanalog-0.70.tar.gz % cd qmailanalog-0.70 % make % su # make setup check

標準では、/usr/local/qmailanalog にインストールされます。

使い方(splogger 形式のログファイルの場合)

maillog から日時、ホスト名、"qmail:" を取り除いて、qmailanalog 付属の matchup に通してログを整形します。

#!/bin/sh PATH=/usr/local/qmailanalog/bin:/var/qmail/bin MAILLOG="/var/log/maillog" QMAILLOG="$HOME/qmail.$$" /usr/bin/awk '{$1="";$2="";$3="";$4="";$5="";print}' < $MAILLOG | matchup > $QMAILLOG

整形されたログファイル $QMAILLOG は、 $HOME/qmail.xxxxx (xxxxx は適当な数字列)になります。 後はこれを qmailanalog 付属のコマンドに喰わせればＯＫです。 上のスクリプトに続けて書いておくと良いでしょう。

zoverall < $QMAILLOG (基本的な統計) zfailures < $QMAILLOG (失敗統計) zdeferrals < $QMAILLOG (延期統計) zrecipients < $QMAILLOG (受信者統計) zsenders < $QMAILLOG (送信者統計)

ファイルに保管しておきたい場合は、例えば次のようにリダイレクトしてください。

zoverall < $QMAILLOG >> $HOME/qmaillogfile

参考サイト

• qmailanalog