/home など、個人情報が入るディレクトリは SCSI の外付けハードディスクにしておくと安全です。 つまり、システムがクラッシュしたとしても、 /home は別のハードディスクに入っているので被害を受けません。 また、他のマシンにつなげる事で、復旧も簡単です。
SCSI は数珠つなぎにしていくらでもつなげられますが、 それぞれが個別に認識されるためには、 それぞれの SCSI 機器に別々の SCSI ID を与えなければなりません。 SCSI ID は SCSI 機器本体のどこかで設定できるようになっています。SCSI 機器をマシン本体につないで再起動したとき、 ATAPI 機器に続いて SCSI 機器の情報が表示されます。 このとき、つないだ数だけ認識されて、 各々設定した SCSI ID が表示されていればOKです。
例えば、内蔵の ATAPI HDD にシステムを入れ、 外付け SCSI HDD を /home にするときは、 インストール時に次のように設定します。
fdisk パーティション Boot Manager ATAPI HDD (wd0) freebsd (165) /, swap, /var, /usr など BootMgr SCSI HDD (da0) freebsd (165) /home Standard つまり、/home からはブートしないようにしておきます。 2台以上 SCSI HDD があっても、同じようにします。