port や package でインストールしたアプリケーションを 文字通り upgrade してくれるソフトです。
のどちらかの方法でやります。
- cvsup を使ってやる
- ports.tar.gz を拾って来て /usr 下で解凍する
最新の ports になったら、sysutils/portupgrade に行って、 make; make install をしましょう。 portupgrade がインストールされます。
例えば ja-kterm-6.2.0_4 を ja-kterm-6.2.0_5 に アップデートするには次のようにします。portupgrade のオプションは、いろいろありますが次のようなものです。
# portupgrade -r ja-kterm
- -c : 最初に make clean をする(デフォルト)
- -f : downgrade になっても、同じバージョンでも、とにかくインストール
- -r : 依存するパッケージも含めて "recursive" にすべて upgrade する
- -w : 最初の make clean をしない
もし、ja-kterm だけではどのパッケージを upgrade するのかわからない、 などと言われた場合、ports のディレクトリを指定してあげます。
# portupgrade -o japanese/kterm -r ja-kterm
参考ページ
sysutils/portupgrade には、上の portupgrade の他にも いろいろなコマンドが同梱されています。
- portversion : port_version の高速版。インストールされているものと、/usr/ports/INDEX を比較して出力する。-L "=" で同じバージョンは無視される。依存性についての文句がうるさいばあいは -O
- pkgdb : package date base の整合性を調整