DVD の再生方法です。

下準備

まずは、サウンドカードを認識 させておきましょう。

DVD 再生ソフトいろいろ

再生ソフトのいろいろです。( )内は ports における場所です。

• mplayer (multimedia/mplayer)
• xine (multimedia/xine)
• ogle (multimedia/ogle)

mplayer

いろいろ細かい制御ができるようですが、 どうやらコマンドラインベースのようです。 あと、うちではなぜか DVD の音が出ませんでした。

インストール方法

# cd /usr/ports/multimedia/mplayer # make WITH_DVD=yes WITH_SVGALIB=yes # make install clean

AVI ファイル等の再生方法

% mplayer -vo x11 test.avi

オプション -vo の引数には、xv, sdl, x11,dga, 'sdl:dga' とあります。 いろいろテストしてよいのを選んで下さい。 sdl で C-c を押すと全画面表示になり、C-n で元に戻ります。 AVI ファイルだけじゃなく、MPEG も再生できます。

音量は * でアップ、/ でダウンです。 終了するときは、q か Esc です。

DVD 再生方法

mplayer はデフォルトで /dev/dvd を読みに行きますので、 そこへのリンクを張っておきます。 例えば、ATAPI の DVD ドライブならば /dev/acd0c で認識されるので、

# ln -sf /dev/acd0c /dev/dvd # ln -sf /dev/acd0c /dev/rdvd

です。FreeBSD 5.x では一度リンクを作っても再起動時にはなくなっています。 起動時に自動的にリンクを作るには、/etc/devfs.conf に以下を記述します。

/etc/devfs.conf link acd0c dvd link acd0c rdvd

再生は、DVD の Chapter 1 を再生するには

% mplayer -vo x11 -dvd 1 /dev/dvd

です。

xine

大変重いですが、GUI 操作でそれなりに使い勝手はよさそうです。

インストール方法

# cd /usr/ports/multimedia/xine # make -DWITH_ESOUND # make install clean

インストール後は、mplayer で行ったのと同じ様に /dev/dvd と /dev/rdvd にリンクを張っておきます。

ちなみに、インストール時に次のようなコメントが出ます。

******************************************************** * Make sure you've enough shared memory, the xine FAQ * * advises to have the following sysctl settings: * * * * kern.ipc.shmmax=67108864 * * kern.ipc.shmall=32768 * * * * To suppress many xitk warnings, please put following * * setting in ~/.xitkrc. * * * * feature.shm = 0 * ********************************************************

DVD 再生方法

xine を起動して、「ファイル」からディスクを開けばＯＫです。

ogle

xine より軽めの GUI ソフトです。インストールは

# cd /usr/ports/multimedia/ogle # make install clean

で、起動は

% ogle

でＯＫです。