ソフトウェアでRAID1をする方法もありますが、 ハードウェアでRAID1 をする方法ももちろんあります。 この場合は、RAID を組んでいるハードディスクが一つのハードディスクとして 認識されるので、RAID であることをあまり意識せずに使えます。 問題は、どのハードウェアを選ぶかです。
ハードディスクをいくつか収納して一つのハードディスクのように みせかける装置が RAID ボックスです。 高価なものは100万円ぐらいしますが、 ここでは安くあげるために、つぎの RAID ボックスを使ってみました。実売価格4万円弱で、 ホットスワップ(稼働させたままハードディスクの入れ替え可能)機能なども ついていておトク感があります。 これは箱だけで、中に入れるハードディスクは別途購入しなければなりません。
- Accordance(台湾)社製
ARAID99-1000L-A/P-W
キング・テック(日本代理店)
RAID にするからにはファイルサーバなどの用途が多いかと思います。 この場合、24時間営業という苛酷な労働に耐えるため、 ハードディスクの耐久性が問題になります。 サーバ用のハードディスクを選びましょう。 うちでは、つぎのハードディスクを選んでみました。
- Maxtor社製
MaXLine III 300GB
FreeBSD 4.2.1 では上の RAID ボックスを認識してくれませんでした。 FreeBSD 5.4 では認識してくれたので、 認識しない場合は OS のアップデートを考えてみて下さい。 また、マザーボード(だっけ?)が古い場合は大容量ハードディスクに 対応していないことがあります。 この場合、300GB のハードディスクを 160GB までしか 認識できないそうです。