X に関係するいろいろです。
アプリケーションごとに、X での見た目(色やフォントなど)をどうするか というデフォルト設定は /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/ に置いてあります。
(例) xclock のリソースは、/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/XClock であり、 その中身はとなっています。
XClock.input: false
全ユーザ共通でデフォルトを変えるには、 /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/ 内のファイルを変更したり、追加したりします。
(例) xdvi はデフォルトではこのディレクトリに リソースファイルを持っていませんが、デフォルトの解像度を 600dpi にするには /usr/local/share/texmf/xdvi/XDvi を /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/ に コピーすればOKです。
ユーザごとにカスタマイズするには、~/.Xdefaults もしくは ~/.Xresources ファイルに書き込みます。これら2つのファイルの違いはよくわかりません(涙)。変更を反映するには、ログインしなおすか、次のようにします。
古い設定をすべて白紙にして、新たに ~/.Xdefaults の内容を設定するには オプション無しで xrdb を使います。
% xrdb -merge ~/.Xdefaults
% xrdb ~/.Xdefaults
色指定は RGB 3色ぞれぞれで16進法2桁(16x16=256)の指定をします。 つまり、全色数は 256x256x256 色になります。
白=#ffffff
赤=#ff0000
緑=#00ff00
青=#0000ff
黒=#000000
好みの色を探すのに便利なツールとして、colordemo があります。
で起動すると、下図のようなパネルが出てきます。
% colordemo
左側の R,G,B のバーを操作することで左下の色とその番号 (上の図の場合、#e46d92)がわかります。