小川響生 氏
2026年1月22日(木) 13時30分
総合研究10号館317号室
制限三体問題において、ホモクリニック軌道およびヘテロクリニック軌道は、無限時間区間で定義される作用積分のminimizerとなることが期待されている。しかしながら、制限三体問題におけるこのような変分的な最小化要素の存在を証明するための厳密な理論的枠組みは、まだ完全には確立されていない。本研究は、将来的な制限三体問題への応用を見据え、変分原理に基づくヘテロクリニック軌道の数値探索手法を確立することを目的とした。本講演では数値探索手法を紹介し、具体例としてポテンシャル系に本手法を適用した結果を示す。