コロキウム

3次元4体ペアポテンシャル系の遷移状態における形状安定性

金地亮弥 氏

2025年12月18日(木) 13時30分

総合研究10号館317号室

2次元平面上にあり Lennard-Jones ポテンシャルで相互作用する3体系において, 直線形状は全ポテンシャルの鞍点であるため, 摂動により安定な三角形形状へと向かうことが予想される. しかし粒子間距離に振動を励起することにより, 直線形状を安定化できる[1]. 鎖状バネ玉系においても同様の直線形状安定化メカニズムが存在することが知られている[2]. 本発表では, 3次元4体系における同様の形状安定化メカニズムの存在を数値シミュレーションにより示すとともに, 2次元3体系 との共通点・相違点を明確にする.

[1] Y. Y. Yamaguchi, Phys. Rev. E 111, 024204 (2025).
[2] Y. Y. Yamaguchi et al., Phys. Rev. E 105, 064201 (2022).