山口義幸 氏
2025年10月23日(木) 13時30分
総合研究10号館317号室
多数の要素からなる系のリズム現象を記述するモデルに結合位相振動子系がある。結合位相振動子系を構成するパラメータが未知のとき、印加した外力に対する応答を用いてそれらを推定する手法が提案されている[1]。しかし、結合位相振動子系は、現実的な系を記述するより高次元な系を位相縮約して得られる系であるため、外力を印加したり応答を観測すべきは高次元系である。本発表では、高次元系として Stuart-Landau 系をとり、線形応答から系を推定する方法を議論する。
[1] Y. Y. Yamaguchi and Y. Terada, Reconstruction of phase dynamics from macroscopic observations based on linear and nonlinear response theories, Phys. Rev. E 109, 024217 (2024).