コロキウム

非対称三体バネ玉系における形状の力学的安定性

十河佑響 氏

2024年11月14日(木) 13時30分

総合研究10号館317号室

平面上にある三つの質点を二つのバネで鎖状に結合した三体バネ玉系は,二本のバネの長さとそれらがなす角度で記述され、この角度が系の形状を決定する. ポテンシャルエネルギーから決まる形状の安定性は, バネ振動を励起することにより変化しうること, さらに安定化するか不安定化するかは励起する基準モードに依存することが示されており, Dynamically Induced Conformation と名付けられている[1]. 先行研究では質量分布が対称な場合を調べていたが, 本発表では質量分布が非対称な場合を調べる. 形状に依存する基準モードの固有振動数や固有ベクトルを求めた後に, 主に直線形状の力学的安定性について数値実験を行った結果を紹介する.

[1] Y. Y. Yamaguchi et al., Phys. Rev. E 105, 064201 (2022).