コロキウム

角錐N+1体問題における衝突多様体上の安定多様体と不安定多様体の解析

山田義弘 氏

2024年7月18日(木) 15時15分

総合研究10号館317号室

N体問題の複雑さの一因として、質点が衝突特異点に漸近すると重力が発散するということが挙げられる。この問題に対処するためMcGeheeによって衝突多様体が導入された。衝突多様体とは、相空間における衝突に相当する点の集合である。二等辺三体問題における衝突多様体上の安定多様体と不安定多様体の解析はDevaneyやSimoによって行われた。現在、Simoの研究を参考にして、二等辺三体問題の一般化である角錐N+1体問題において、衝突多様体上の安定多様体と不安定多様体の解析を試みているところである。本発表では、これまでに行った計算と今後の方針について述べる。