コロキウム

グラフ上で定義された蔵本モデルに対するフィードバック制御

KIM DONGGEON 氏

2024年6月27日(木) 15時00分

総合研究10号館317号室

グラフ上で定義された結合振動子ネットワークは物理学,生物学,社会科学などのさまざまな分野において数理モデルを提供し,一般に大きな次元を有する.また,連続極限は,その大次元の微分方程式の解を積分・微分方程式の解により近似し,このようなネットワークの有力な解析手法のひとつとなっている.本研究では,各振動子に依存した自然振動数をもつ,グラフ上で定義された結合振動子ネットワークに対するフィードバック制御の問題を取りあげる.目標軌道として全振動子が同じ振動数で同期した軌道を採用し,制御器は連続極限の方法を用いて設計する.今回の発表では,制御系に対する連続極限方程式の特解を与え,5種類のグラフに対する数値計算結果を紹介する.