コロキウム

感染症数理モデルへの最適制御の適用

竹口佳輝 氏

2021年10月7日(木) 13時30分

総合研究10号館317号室 / Zoom会議 (ハイブリッド)

2019年末に中国の武漢で発生したと言われている新型コロナウィルス感染症 COVID-19は世界各地に急速に広がり,全世界で甚大な被害が発生している. 本研究では,この感染症に対する有力な数理モデルを取りあげ,最適制御の 適用により感染症が沈静化される過程を明らかにする.特に,最適制御に よる沈静化と,武漢での2020年1月23日から4月8日までの都市封鎖による ものとの比較を行う.今回の発表では,研究目的と数理モデルの紹介および 今後の計画について述べる.