第29回:2月4日(土)15:00から
京大工学部8号館3F南演習室
花崎逸雄
『カーボンナノチューブ内の水の挙動の流動ピストンモデルによる分子動力学解析』
カーボンナノチューブ(CNT)のNanofluidicsの観点からの工学的応用として
ナノリアクター,分子流路,流体力学的アクチュエータ,センサや,
それらを統合したmicro-TASのさらなる微小化や高機能化が考えられる.
この視点での理論的研究では分子動力学法(MD)が有効である.
しかし,CNT内の分子の輸送拡散に比べて流体力学的な流れの解析は
いまだあまり行われていない.その理由の一つは既存の流れ駆動手法の
限界である.今回の発表では,新たに開発した流れ駆動手法である
流動ピストンモデル(Fluidised Piston Model; FPM)[1]と、
それを用いたCNT内の水の挙動の解析結果について述べる.

[1] Itsuo Hanasaki and Akihiro Nakatani,
    "Fluidised Piston Model for Molecular Dynamics Simulations of
     Hydrodynamic Flow",
    Modelling and Simulation in Materials Science and Engineering
    (accepted)

Last modified: Sat Jan 28 19:26:00 2006