To: tsuchiya[atmark]kusastro.kyoto-u.ac.jp, shibata[atmark]kurims.kyoto-u.ac.jp,
	hata[atmark]sci.kagoshima-u.ac.jp, tkoba[atmark]ike-dyn.ritsumei.ac.jp,
	okabe[atmark]nimc.go.jp, nah[atmark]mito.ipc.ibaraki.ac.jp,
	yhirata[atmark]allegro.phys.nagoya-u.ac.jp,
	tkonishi[atmark]allegro.phys.nagoya-u.ac.jp, yyama[atmark]amp.i.kyoto-u.ac.jp
Subject: 感想戦のまとめ
X-Mailer: Mew version 1.93 on Emacs 19.34 / Mule 2.3 (SUETSUMUHANA)
Mime-Version: 1.0
Content-Type: Text/Plain; charset=iso-2022-jp
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Message-Id: <19990801151752M.yyama[atmark]amp.i.kyoto-u.ac.jp>
Date: Sun, 01 Aug 1999 15:17:52 +0900
From: YAMAGUCHI Yoshiyuki 
X-Dispatcher: imput version 980905(IM100)
Lines: 80

・錙璽轡腑奪廖悒螢▲廛離娉鮴呂竜媾院参加者各位

山口@京大です。
金なし、暇なし、の状態から始めたワークショップに
御参加頂きましてありがとうございました。
少人数に限定しましたので突っ込んだ議論が
できたのではないかと思っています。

さて、感想戦のまとめを作って見ました。
特にメモらしいメモを取っていた訳ではありませんので
いろいろと不備があるかと思います。
補足がありましたら山口宛まで御連絡下さい。
このメールと合わせて Web 

http://www.kuamp.kyoto-u.ac.jp/~yyama/Workshop/

の方に張り付けておきますので
今後の研究に御利用下されば幸いです。

また、ワークショップ運営に関する感想を合わせて
お聞かせ下されば今後開催するときの参考にさせて頂きます。

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  山口 義幸(YAMAGUCHI Y. Yoshiyuki)
    〒606-8501 京都市左京区吉田本町
    京都大学情報学研究科
    数理工学専攻数理物理学講座力学系分野
    phone & fax:  075-753-5892
    e-mail: yyama[atmark]amp.i.kyoto-u.ac.jp
    URL:    http://www.kuamp.kyoto-u.ac.jp/~yyama/
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	ワークショップ『リアプノフ解析の逆襲』
	感想戦のまとめ
	()内は主に関係すると思われるお話をして下さった方です
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[保存系、散逸系共通]
●クラスターや大きい粒子が存在する系の
  振舞はリアプノフスペクトルで特徴つけられるか?
 (土屋・柴田・小林)

●マクロ変数に対する運動方程式や不安定性の一般化
 (柴田)

●リアプノフベクトルの意味・用途は?
 (土屋・小西)

●"相転移"や構造転移とリアプノフ数、ベクトル
 (小林・岡部・小西)


[保存系のみ]
●系の緩和に効いているのは λ_{1}?λ_{N-1}? h_{KS}?
 (土屋・岡部)

●λ_{N-1}は相空間の構造に関係しているか?
  そのとき、「折り畳まれ方」がリアプノフ数で評価できるか?
  相空間のフラクタル性との関連は?(散逸系ならある、らしい)

●λ_{N-1}(やその周辺)の揺らぎの性質と運動の性質との関連
 (秦)
	λ_{N-1}、あるいは、正のリヤプノフ数で最小な物、
	が巨視的な構造に関係すると言う話があるが、それは小さいので、
	"on-off"的見方からすると、きっとその揺らぎの性質が
	重要であると思われる。(ハミルトン系だと負にはならないけど。)

	symplectic map でのon-off?はモデルを変えて計算すると
	うまく行くのではないだろうか

●幾何学的方法の整理と有用な情報を引き出すこと
 (岡部・山口)


[全体]
●上記のこといろいろを明確に計算できるような、
  おもちゃモデルをそれぞれ考案する