Ubuntu 11.04 (in CF-B10) インストールメモ


インストール後にすぐすべき設定

フリーズ問題

何が良くないのか、11.04 を使っていると頻繁に画面がフリーズします。 ping は通っていて ssh でリモートログインできるので、 画面だけの問題かと思います。 kernel 2.6.38-8ではそういう問題があるらしく kernel 2.6.39-0にアップグレードせよ ということがあるそうです。

カーネル再構築

Let's Note CF-B10 に Ubuntu 10.10 や 11.04 を入れると、 サスペンドから戻るときにキーボードとマウスが 認識されないという問題が起こります。 これを解決するには、カーネルを再構築しないといけないようです。 以下は、11.04 を wubi でインストールした場合に行った処方箋です。
(rootになる)
sudo -s
(再構築に必要なパッケージのインストール)
apt-get install build-essential kernel-package libqt3-mt-dev libncurses5-dev
apt-get install linux-source-2.6.38
(場所を移動してソースを解凍する)
cd /usr/src/
tar xvjf linux-source-2.6.38.tar.bz2
cd linux-source-2.6.38
(デフォルトの config ファイルを使う)
cp /boot/config-2.6.38-10-generic .config
(ここでsuspend->resume問題に対応する)
cd drivers/input/serio
cp i8042.c i8042.c.orig
vi i8042.c
.resume = i8042_pm_resume,
の行を
.resume = i8042_pm_restore,
に変更する。 (元に戻って config ファイルを作る) cd ../../.. make oldconfig (ついでにカーネルをいじる場合) make menuconfig (make xconfig) (これでいいのか良くわからないが、デフォルトの Pentium Pro よりはいいのでは?) Processor type and features > Processor family ⇒ Core 2/newer Xeon (make する) make-kpkg clean make-kpkg --initrd --revision=(適当な数字) kernel_image kernel_headers (deb ができているのでパッケージインストールする) cd .. dpkg -i linux-image--2.6.38.7_(さっき決めた数字)_i386.deb linux_headers-2.6.38.7_(さっき決めた数字)_i386.deb
あとは、再起動していまインストールしたカーネルから起動します。 ソースは2.6.38-10のもののはずなのに、上に見られるように カーネルは2.6.38.7になってました。謎です。 うちでは、以上の作業でサスペンドからの復帰後も、 キーボードとマウスが使える状態になっていました。

参考サイト

日本語 LaTeX環境の構築

10.10 まであった日本語環境整備用マクロパッケージ latex-env-ja などが、 11.04 ではなくなっています。 マクロで入っていたパッケージを一つ一つ入れないといけないようです。

参考URL

環境構築作業

パッケージの名前だけが書いてある行は、 これをインストールしました、という意味です。
Last modified: Thu Aug 16 11:06:35 JST 2012