UUIDによるHDDの管理

HDDは /dev/sda などの名前で認識されているのですが、 これだと HDD を追加したり取り除いたり接続の順番を変えたりすると いろいろと面倒なことが起こるそうです。 この面倒を避けるため、UUIDという番号で管理する方法があります。

/etc/fstab

/etc/fstab を見ると、 10.04 の時点でデフォルトで UUID による管理になっていました。
/etc/fstab

UUID=hogehogehoge-hoge-hogehoge..
などという行があれば、それがHDD(正確にはパーティション)です。

ブートディスクの確認

どこからブートしているかを確認するには、
% cat /proc/cmdline
BOOT_IMAGE= .... root=UUID=hogehogehoge...
です。UUID= 以下の番号と /etc/fstab の番号を突き合わせれば、 その UUIDを持つ HDD がどこにマウントされているかが分かります。

UUIDとデバイス名の照合

HDD には従来通りの /dev/sda などの名前もついています。 どのUUIDがどのデバイス名になっているかを照合するには、
% sudo blkid
とします。マウントされているかどうかに関わりなく、 システムが認識しているパーティションがすべて表示されます。

個々の UUIDについて調べたいときは

% sudo findfs UUID=hogehogehoge...
です。/dev/sda1 などといった返事が帰ってくるはずです。

その他の方法

% ls -l /dev/disk/by-uuid
としても、調べられます。

ディスクユーティリティー

palimpsest で、ディスクの管理やフォーマットができるそうです。
Last modified: Mon Apr 22 11:46:12 JST 2013