古いカーネルの削除
Ubuntu ではカーネルが結構頻繁に更新されます。
そのたびに新しいカーネルが /boot にインストールされますが、
放って置くと /boot の容量が大きくなってしまいます。
不要な古いカーネルは apt-get autoremove で消せますが、
なぜか消しきれていないものもあります。
そういう場合には手動で古い不要なカーネルを削除します。
うっかり必要なカーネルを消すと動かなくなるかも知れません。
実行は自己責任でお願いします。
現在のカーネルバージョンを確認
uname -r
インストール済みのカーネルバージョンを確認
dpkg --get-selections | grep linux-
右に "install" とあるのは現在インストールされているバージョンで、
"deinstall" とあるのは削除されたバージョンです。
現在使っているバージョンと、
バックアップとして一つ前のバージョンを残しておきます。
(その他必要に応じて残して下さい)
削除テスト
削除は apt-get autoremove に --purge オプションを付けて行います。
まず、--dry-run オプションでテストしてみます。
sudo apt-get --dry-run autoremove --purge linux-{headers,image}-(削除するバージョン)
削除本番
上のテストで、思っているバージョンがちゃんと選択されていれば
--dry-run オプションを外して本番で削除します。
sudo apt-get autoremove --purge linux-{headers,image}-(削除するバージョン)
確認
dpkg --get-selections | grep linux-
参考
Last modified: Tue Apr 25 11:55:43 JST 2017