cron (crontab) の使い方
スケジュールした時間に決まった作業を自動的にさせたい場合、
cron を使うと便利です。
crontab
システムに関係する cron もできますが、
例えば個人データの個人的バックアップには
ユーザごとに設定できる cron を使う方がよいでしょう。
まず crontab -l で設定の有無を調べます。
crontab -l
no crontab for (ユーザ名)
と出たら、cron はまだ設定されていません。
cron の設定には、crontab -e でエディタを立ち上げます。
crontab -e
設定の書き方は、次の通りです。
# m h dom mon dow command
0 15 * * * echo hoge > /dev/null 2>&1
*/30 * * * * echo foo > /dev/null 2>&1
30 19 * * 0 echo bar > /dev/null 2>&1
左から順に、「分、時、日、曜日、コマンド」です。
- # で始まる行はコメント行です。
- 2行目の例では、15時0分に "echo hoge" というコマンドを実行します。
- 3行目の例では、30分毎に "echo foo" というコマンドを実行します。
- 4行目の例では、毎週日曜の19時30分に "echo bar" というコマンドを実行します。
日曜から土曜まで、それぞれ 0 から 6 です。7 も日曜です。
ともに、標準出力と標準エラー出力を /dev/null に捨てています。
cron のログは、/var/log/syslog にあります。
Last modified: Wed Mar 9 12:39:27 JST 2016