synctex

emacs で TeX ソースを編集しているとき、 evince で開いた PDF の一部を Ctrl+左クリックすると emacs 上で対応するソース部分に跳んでくれる機能です。

emacsの設定 (auctex?)

TeX-source-correlate-mode をオンにします。 emacs の起動時に自動的にオンにするには初期化ファイル(~/.emacs.d/init.el)に 以下を追加します。
~/.emacs.d/init.el
(setq TeX-source-correlate-method 'synctex)
(setq TeX-source-correlate-start-server t)
(setq TeX-source-correlate-mode t)
auctexの機能だという噂もあるので、うまくいかない場合は auctex も インストールしてみてください。
sudo apt install auctex

platex オプション

platex で LaTeX ファイル (hoge.tex) をコンパイルするときに synctex を有効にするためのオプションを付けます。
platex -synctex=1 hoge.tex
platex -synctex=1 hoge.tex
dvipdfmx hoge.dvi
synctex オプションを付けると、ソースとPDFの対応情報を持ったファイルを作成します。 -synctex=1 では gz 形式のファイルが作成されます。 正確に言うと、1 の部分が正なら gz 形式、負ならテキスト形式のようです。 詳細は man synctex してください。

evince でプレビュー

できた hoge.pdf を evince でプレビューします。 PDF 上でソースに行きたい箇所を Ctrl+左クリックすると、 emacs で開いている LaTeX ソースの対応する箇所に跳んでくれます。