tgif2tex

tgif のテキストを使って、LaTeX コマンドを埋め込んだ絵を作る方法です。


tgif2tex の入手

http://http://www.cs.hiroshima-u.ac.jp/~nakano/tgif2tex/ で最新バージョンを拾って来ます。実体は、perl スクリプトなので、 解凍したらコマンド tgif2tex がそのまま使えます。 必要なら、パスの通った場所 (/usr/local/bin とか) に置いておいて下さい。

ただし、platex,dvips,tgif の場所がデフォルトと違う場合があるので、 それぞれの環境に合わせてスクリプトを変更しておいてください。 デフォルトでは、dvips は pdvips という名前になっています。

絵の準備

まず、tgif で絵を取り込んで好きなように編集します。
絵を取り込むときには gif にしてから取り込むと見ながら編集できるので良いです。 メニューの
ファイル→ファイル挿入→GIFファイル挿入
で取り込むファイルを指定します。 ここでは、hogehoge.gif を取り込んだとしましょう。

入れたい LaTeX コマンドは、LaTeX の文法に従って(例えば $x^2$ のように) テキストで書き込みます。そしてこれを保存します。
ファイル→名前を付けて保存
hogehoge.obj として保存したとします。

必要かどうか分からないのですが、最終的にカラーの eps が作りたい場合は、
ファイル→印刷出力フォーマット→PS
を選択したのち、 ファイル→印刷
で印刷します。すると、hogehoge.ps が出来ます。

最後に、tgif2tex を使って
% tgif2tex -eps hogehoge
とすれば、hogehoge.eps が出来ています。


FreeBSD の部屋


Mar. 29, 2002