コマンドでイジェクトする

リムーバブルメディアをドライブから 「力ずくで」取り出すのは嫌なものです。 そこで、od-driver と同じ作者による eject をインストールしておきましょう。

用意するもの

eject-x.y の x.y はバージョン番号です。最新のものをとってきます。


eject-x.y のインストール

% cd /somewhere
% ls
eject-x.y.tar.gz
% tar zxt eject-x.y.tar.gz
% cd eject-x.y
% make depend all
% su
Password:
# make install

これで、/usr/local/sbin に eject がインストールされました。

メディアの取り出し方

メディアの取り出し方は、例えば MO が /dev/od0 だとすると、
# eject od0
です。オプション -f をつけると、マウントしていてもアンマウントして 取り出してくれます。
# eject -f od0

トラブルシューティング

amd を使っている時は eject コマンドで取り出さない方が良いようです。 eject を使うと、amd が見張っているディレクトリ(例えば /mnt) のリンクファイル(例えば cdrom や fd)が残ってしまいますが、 これが再起動する以外どうしても消えません。 root で rm しても消えません。 その結果、次に自動マウントさせるために入れたメディアを 読み込めなくなるようです。

CD/DVD のコマンドイジェクト

CD/DVD ドライブに対して、コマンドイジェクトするには、 標準で入っている cdcontrol というコマンドを使う方法もあります。 方法は次の通りです。
# cdcontrol -f /dev/acd0 eject (ATAPI CD ドライブの場合)
# cdcontrol -f /dev/cd0 eject (SCSI CD ドライブの場合)
オートマウントしている CD/DVD ドライブをイジェクトするには、 アンマウントするコマンドと一緒にしたスクリプトを書いておくか、 次のような alias を作っておくとよいでしょう。
# alias eject 'amq -u (マウントしたディレクトリ); cdcontrol -f /dev/acd0 eject'

FreeBSD の部屋


Apr. 1, 2000