Colloquium

ハミルトン平均場モデルにおける緩和時間の粒子数依存性

荒川 裕太

1月18日(金) 13時30分

ハミルトン平均場モデルは、初期状態から出発し、熱平衡状態とは異なる定常的な状態に長時間捕捉された後に、熱平衡状態へと緩和する。 熱平衡状態に至るまでの緩和時間と系の粒子数の関係は、これまでにいくつかの初期状態に関して報告がある。 今回の発表では、緩和時間の粒子数依存性を広範囲にわたる初期状態に関して調べた結果を報告する。