Colloquium

鈴木達哉

拡大ガリレイ群不変な多粒子系における古典-量子対応

1月8日(金) 13時30分

前回の発表では,拡大ガリレイ変換群と,その作用の下で不変な ハミルトニアンについて説明した. そして自由粒子系についてはシュレディンガー方程式との 対応について紹介したが,相互作用のある多粒子系との対応が 確認できたので紹介する. また,多粒子系への拡張の仕方が2通りあることを前回示したが, これらが準同系であることを確認できたので説明する.

参考文献:
[1]Jean-Marc Levy-Leblond,"Group-Theoretical Foundations of Classical Mechanics:The Lagrangian Gauge Problem", Commun.math.Phys.12,64-79(1969)
[2]Jean-Marc Levy-Leblond,"Galilei Group and Galilean Invariace", Group Theory and Its Applications vol.2,1971
[3]亀淵 迪・表 實,"量子力学特論",朝倉書店(2003)