Colloquim

物体の変形における散逸エネルギーの最小化

近谷 英昭

1月13日(木) 14時00分

前回の発表では変形可能な物体に対して線形変形を行ったときに角運動量0とな る必要十分条件を導出し,実際に2次元の物体を変形させた.今回は変形の際に生 じるエネルギーの散逸を最小にするような変形を求めるために,散逸関数を求め, それをもとにして評価関数を設定を定義し,行列 $S$ との関係を導く.

1.変形を解析する際に重要な歪みテンソル$u_{ij}$を求め,行列$S$との関係を示す.
2.4階の等方テンソルは2階のテンソルを用いて表されることを示す.
3.散逸関数を実際に2次元の場合において求める.
4.散逸関数をもとに,評価関数を設定する.

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