卒論中間発表

清水 孝一

12月5日 (金) 13時30分

量子コンピュータの理論では ``絡み合った状態'' が重要な役割を果たし， 絡み合いを検出すること・その度合いを定量的に知ることには大きな意義がある． これまでのところ，ホップ写像を道具立てとして，2, 3 キュビット系の場合に これが可能であることがわかっている [1, 2]． 今回の発表では2キュビット系の場合について論じる．
参考文献:
[1] Bogdan A Bernevig and Han-Dong Chen, ``Geometry of the three-qubit state, entanglement and division algebras'', J. Phys. A: Math. Gen. 36 8325, 2003
[2] R\'{e}my Mosseri and Rossen Dandoloff, ``Geometry of entangled states, Bloch spheres and Hopf fibrations'', J. Phys. A: Math. Gen. 34 10243, 2001

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