Colloquim

空間3体系の接続形式

山岡 英孝

12月25日(火)13時00分

前回、岩井先生が話されていたように、波動関数の$SO(3)$の表現行列によるFourier係数を調べることによって、空間3体系の境界条件が幾何学的に得られた。その境界とは、3体が直線状の配位や3重衝突する配位をとる時であった。次に、空間3体系の力学的様子を調べてみることは、自然な考えである。そこで、系に力学を導入する際に必要となる接続形式を計算し、局所座標を用いて表した。今回のコロキウムでは、空間3体系の接続形式の局所座標表示を紹介し、3体が直線状の配位をとる時の接続形式を考察する。

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