シュレディンガー方程式における解の一意性及び平滑効果
多久和 英樹 氏(応用数学講座 数理解析分野 研究生)
2001年5月17日午後1時30分
最初に、主要部の退化したシュレディンガー方程式における解の一意性について考える。特に係数の解析性が、どのように解の一意性条件に反映されているのかを問題にする。 次に、シュレディンガー方程式を含む高階分散型方程式のあるクラス を考察し、平滑効果、即ち初期値の減少度と解の滑らかさの関係につい て明らかにする。今まで知られている結果を簡単に振り返った後、講演者自身の結果を 述べる予定である。 戻る
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