古典力学に於ける簡約された空間とその量子力学に関する考察[続き]
鱸
2000年 11月02日(木)13:30
3F北演習室
前回は、相空間 M=R^2×R^2 として2次の特殊線形群 と直交群の直積群を作用とする系を考え、直交群の作用に 関する簡約化と特殊線形群の簡約化された空間への作用を 紹介した。 今回はその量子力学番としてL^2(R^2)への2次の特殊線 形群と直交群の作用を考え、特殊線形群の作用を Unitary な積分変換として定義し、直交群の作用に関してL^2(R^2) を簡約化する。ここで量子力学番の簡約化とは"積分変換を L^2(R^2)の各 Equivarence Class に制限したもの" とする。 求めた積分変換の積分核を各 Equivarence Class に制限し たものを具体的に書き下した。
今回はその量子力学番としてL^2(R^2)への2次の特殊線 形群と直交群の作用を考え、特殊線形群の作用を Unitary な積分変換として定義し、直交群の作用に関してL^2(R^2) を簡約化する。ここで量子力学番の簡約化とは"積分変換を L^2(R^2)の各 Equivarence Class に制限したもの" とする。
求めた積分変換の積分核を各 Equivarence Class に制限し たものを具体的に書き下した。