Colloquim
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周期軌道のマスロフ指数 杉田歩氏(阪大核物理研究センター(RCNP)) 2000年10月13日(金)15:00 3F北演習室
量子系のスペクトルを古典系の周期軌道を使って表すトレース 公式は、量子カオスの分野の最も基本的な道具の一つであるが、 そこに現れるマスロフ指数はよく理解されているとは言えない。 このセミナーでは、トレース公式を位相空間経路積分を使って 導出する方法を紹介し、そこに現れる2次の揺らぎの積分が 正準変換をゲージ変換とする一種のゲージ理論とみなせること、 また、マスロフ指数がその理論のアノマリーと関連していること を示す。戻る |