Colloquim

古典力学に於ける簡約された空間とその量子力学に関する考察【仮題】

2000年9月14日(木)13:30

3F南演習室

2自由度のSymplectic多様体として2次元のEuclid空間の2つの 直積空間を採用し、そこにSL(2,R)とSO(2)を直積群として作用さ せる。また、Symplectic多様体の量子化した空間へのSL(2,R)の作 用は前回の Real Canonical Transformation として表される。 一方、Symplectic多様体をSO(2)の作用に関して簡約化した空間を 考えたとき、その量子化した空間へのSL(2,R)の作用もまた積分核 を用いて表わされる。 目的は古典力学に於いて簡約化された空間のSL(2,R)の作用(無限小変換) を生成するgeneratorと、その量子化に対応する積分核との比較にある。
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