コロキウム

大域結合スピンモデルを用いた地磁気反転

三木滉大 氏

2019年1月10日(木) 13時00分

総合研究10号館317号室(セミナー室)

地磁気は数十万年から数百万年という時間スケールで不規則に反転するという現象を示す。この現象を説明するために、地球の外核でいくつかの磁場が生じるというシナリオを考える。先行研究[1]ではそのモデルをもとに数値計算をしていたのだが初期値が固定されていた。そこで違う初期値を使い、計算結果の変化をみた。本発表ではその計算結果と今後の課題について述べる。

[1] A. Nakamichi et al., Coupled spin models for magnetic variation of planets and stars, Mon. Not. R. Astron. Soc. 423, 2977 (2012).


Last modified: Thu Jan 10 12:41:39 JST 2019