原圭祐 氏
2019年1月10日(木) 13時00分
総合研究10号館317号室(セミナー室)
本発表では、可積分偏微分方程式の代表例であるKdV方程式を取りあげ、Kovacicのアルゴリズムを用いて、微分Galois理論の意味でのLax方程式の可積分性を論じる。特に、初期条件によっては、Lax方程式が任意のスペクトルパラメーターに対して非可積分となることを示す。