原圭祐 氏
2018年10月11日(木) 13時00分
総合研究10号館317号室(セミナー室)
本研究の目的は、可積分偏微分方程式の代表例であるKdV方程式を取り上げ、微分ガロア理論の意味でのLax方程式の可積分性とKdV方程式の特解との関連性を明らかにすることである。本発表では、Lax方程式を用いたKdV方程式の逆散乱法による解法と微分ガロア理論の概要を述べた後、本研究の目的を説明する。