コロキウム

平面回転子系における緩和時間の相互作用ネットワーク依存性

小住龍之介 氏

2016年1月14日(木) 15時00分

工学部1号館317号室(セミナー室)

ハミルトン平均場モデルでは初期状態から熱平衡状態に到達する際にしばしば準定常状態と呼ばれる状態に長時間滞在し、準定常状態の滞在時間は粒子数が大きくなるほど長くなる。ハミルトン平均場モデルよりも相互作用の数が少ないネットワークをいくつか考え、それらのネットワークが準定常状態に滞在するのか、また、緩和時間の粒子数依存性はどの程度であるのかを示す。

Last modified: Thu Jan 14 11:39:44 JST 2016