井口翔太 氏
2020年10月29日(木) 15時00分
Zoom会議
非等方ケプラー問題は一般のケプラー問題にパラメータを導入し拡張したもので,半導体における自由電子の運動を表す方程式としてGutzwillerにより導入された問題である.大域的評価によってパラメータがある値以上であれば単純な周期解が存在することはすでに示されているが.パラメータの値が0の近傍での解析はできていなかった.今回の発表では、新たな手法として局所的評価を説明し,任意のパラメータについても特定の衝突軌道は除去できることを紹介する.